新宿・歌舞伎町の生活困窮女性支援に取り組む槇原杏菜さん「『お互いのしんどさを理解する』ための場を作りたい」

 新宿・歌舞伎町では路上売春などをしている女性たちがいる。そうした女性たちを「生活困窮者」として支援に取り組む団体がある。その団体の一つ、NPO法人「レスキュー・ハブ」がある。そこで働く女性に話を聞いた。
渋井哲也 2026.02.10
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 高市早苗総理は売春防止法の改正について有識者会議の設置を表明している。「買う側」は罰則がないことの是非を議論する。そんな中、新宿・歌舞伎町で路上で立っている女性らを支援する、NPO法人「レスキュー・ハブ」(東京都)で、槇原杏菜さん(28)は2025年4月から支援に携わるようになった。中学時代の家庭崩壊を原体験に、ジェンダー問題と貧困の連鎖に関心を持つようになった。大学でジェンダーについて学んだり、ボランティアを経験した。その後、一般企業勤務を経て、NPOの常勤職員として活動している。

原点は中学時代の家庭崩壊

 槇原さんの支援活動の原点は、中学生時代に家庭崩壊を経験したことだ。母親が事故で重傷を負い、正社員として長時間労働が困難になってしまった。その後、母親は離婚をしたが、パートタイムで子育てをしていた。この経験から女性の人生が結婚や離婚で受ける影響を実感したのだ。

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