「真逆の方向に走り始めている」流行語大賞の「働いて×5」の高市発言 過労死・過労自殺遺族ら懸念表明

2025年の流行語大賞は、高市首相が、自民党統裁に選出された際に発言した「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」。この馬車馬のように働くかのような発言に過労死・過労自殺遺族らは驚愕。記者会見で懸念を表明した。
渋井哲也 2025.12.12
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 高市早苗首相が、自民党の総裁に選出された際、直後に発言した「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」が、「現代用語の基礎知識 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の年間大賞となった。その点について、過労死遺族らが12月11日、厚生労働記者会で会見を開き、「こんな言葉が一人歩きすれば過労死はなくならない」などと述べ、危機感を募らせた。

過労死、過労自殺の遺族らが厚生労働記者会で会見(撮影:渋井哲也)

過労死、過労自殺の遺族らが厚生労働記者会で会見(撮影:渋井哲也)

 自民党総裁に選ばれた直後に、高市氏が「全世代総力結集。全員参加で、頑張らなきゃ立て直せない。全員馬車馬のように働いていただきます」「私自身もワークライフバランスを捨てる」と呼びかけた。「医師の過労死家族会」共同代表の中原のり子さんは、その言葉に驚いたという。

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