ルフィ関連事件 フィリピンでの闇バイトを紹介されたのは、恋愛ポエムのTwitterアカウントの人物 長野県の女 被告人質問
闇バイトの象徴である、ルフィ事件。関わったのは長野県の女であり、拠点の一つであるフィリピンでかけ子をしていた。被告人質問では、その経緯などを語った。
渋井哲也
2025.01.31
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「ルフィ」「キム」などと名乗る指示役らによる特殊詐欺グループにフィリピンでかけ子として関わり、窃盗と詐欺の罪に問われている寺島春奈被告(29)の被告人質問が、24年12月24日、東京地裁(鈴木悠裁判長)で開かれた。初公判では罪状認否で無言だったが、今回は、傍聴メモをもとに、フィリピンへ行く経緯を報告する。
恋愛ポエムを載せていたアカウントのユーザーから仕事を紹介される
寺島被告と特殊詐欺グループとの接点ができたのは19年10月。当時は仕事していなかった。長野県で生活していたが、Twitter(現在のX)で、「恋愛のポエムをたくさん書いている」(寺島証言)アカウントにフォローされた。そのプロフィールを読むと、「仕事を紹介しています」などと書かれていた。
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- 仕事内容はリゾートバイトだが、内容の説明はない。
- 不信感を抱かずにフィリピンへ
- 他の闇バイト同様に個人情報を伝えていた
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