大声での叱責は「毅然とした指導」と担任が証言 夏休み明けの宿題提出忘れの指導をきかっけに男子生徒が自殺 母親が市を相手に損害賠償訴訟 鹿児島地裁

 鹿児島市の中学生(当時15歳)が自殺したのは、直前にあった担任による大声の叱責が契機だった。内容は夏休みの宿題を提出していなかったことによる指導だったが、大声を出すことで「毅然とした指導」だと思っていたようだ。鹿児島地裁での損賠賠償訴訟で、担任が証言した。
渋井哲也 2025.11.18
サポートメンバー限定

 男子生徒が自殺したことについて、担任は自分に責任がないかのような証言をした。

 2018年9月、鹿児島市の中学3年生だった男子生徒(仮名、当時15歳)が夏休みの明けの始業式当日、自宅で自殺した。母親は、担任の女性教諭が、丁寧な聞き取りをせず、怒鳴り声をあげ、かつ、進路に関する不安をあおるなどしたとして、市を相手に、約6580万円の賠償を求めている。

証人尋問で担任が証言した鹿児島地裁(撮影:渋井哲也)

証人尋問で担任が証言した鹿児島地裁(撮影:渋井哲也)

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、4467文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
「『死にたい』と言えなくなった少年へ――ある若者の自殺と、探し続けた居...
読者限定
ホテルの特定の部屋を貸し、事実上の店舗型として風俗店を経営。場所提供の...
サポートメンバー限定
「まだ殺人衝動が残っていました」2人目の殺害行為の証言と遺族代理人の質...
サポートメンバー限定
幼い頃からの「殺人願望」を叶えるため 1人目の殺害行為の証言と遺族の意...
サポートメンバー限定
「無差別殺傷事件をなくしたい!」音信不通になるよりは「そんなの無理に決...
サポートメンバー限定
「バイスタンダーや犯罪被害者のフォロー態勢を」秋葉原事件当日、偶然居合...
誰でも
「なぜ学校や先生は、説明や謝罪さえもしなくていいの」鹿児島市・指導死訴...
読者限定
【16歳未満のSNS制限問題】「青少年保護政策、日本は早かったが、スマ...