「継続的、組織的、常習的に行われていた」2被告とも執行猶予つき有罪判決 海外への売春あっせんによる職業安定法違反事件⑤

 海外売春の斡旋をしたとして、2被告に対して裁判長が施行猶予つきの有罪判決を下した。リーダー格の被告人の公判はまだ続く。
渋井哲也 2024.09.06
読者限定

 海外で売春をさせるために日本人女性をあっせんしていたとして、警視庁が男たちを逮捕していた事件の判決公判が9月5日、東京地裁(友重雅裕裁判長)であった。友重裁判長は、東京都府中市の会社役員大原洋介被告(44)、自営業の田中康博被告(63)に対し、懲役2年、執行猶予4年の判決を下した。

 同時に起訴された東京都品川区の会社役員、臼井良夫被告(54)は公判が分離されているため、審議が続いている。

東京地裁(撮影:渋井鉄也)

東京地裁(撮影:渋井鉄也)

この記事は無料で続きを読めます

続きは、935文字あります。

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
「生徒の証言は、警察の捜査段階で誘導されたもの」元教諭は無罪を主張! ...
読者限定
斡旋グループのリーダーとされる被告が起訴内容を認める〜海外への売春あっ...
読者限定
「今死なないのなら、死ぬまで楽しんでもいい」取材を受ける中で考え方が整...
読者限定
「親を殺して、自分も死んでやろう」人生を振り返り、不遇になったのはすべ...
読者限定
「目が覚めなければいい」両親は新教宗教の信者。変わり者としていじめられ...
読者限定
「なんで邪魔するんだよ!」入念な死の計画をしていた少年。記者に通報され...
読者限定
押し入れに入れたり、バンダナで目隠しをしたり…複数の園児に対する不同意...
読者限定
「感謝してくれる女性がいた」経理担当者が続けた理由〜海外への売春あっせ...