幼い頃からの「殺人願望」を叶えるため 1人目の殺害行為の証言と遺族の意見陳述 判決は7月17日 さいたま承諾殺人(上)
自殺願望者の女性の殺害を繰り返したとして、斎藤純被告が承諾殺人などの罪に問われている事件の論告公判が6月17日、さいたま地裁(井下田英樹裁判長)で開かれた。検察側は、「未成年の頃からの殺人欲求を叶えるため、インターネットの掲示板で見つけることを計画した。犯行は悪質性が高い」などとして、懲役13年を求刑した。判決は7月17日。
起訴状などによると、斎藤被告は15年10月、横浜市の女性Aさん(当時22歳)の承諾のもと、首を絞めて窒息死させた。また18年1月、さいたま市の自宅で別の女性(当時21)の同意を得て絞殺した。被害者はいずれも、インターネットの掲示板やSNSなどに自殺願望を書き込んでいたという。斎藤被告は、起訴内容も認めていた。
遺族の意見陳述 日記に書いてあったこと「勘違いであってほしい」
Bさんの遺族が意見陳述をした。

さいたま地裁(撮影:渋井哲也)
娘が誕生するとき、性別は生まれるまでわからなかったのですが、第一子は女の子がほしいと思っていたため、生まれたときは嬉しかったですゆっくりでいいと思っていました。幼い頃から我慢強い子でした。
ある日、職場の上司から電話があり、精神不安定なので、迎えに来てくれないかと言われました。もっと早く異変に気が付かなかったのかと思っています。その後、自宅で就活をし、3ヶ月後、「住み込みのバイトをする」と言っていました。