第2・第3の座間事件(連続自殺幇助事件)が相次ぐ…。今度は東北(福島・山形県)で。SNSの相談は自殺リスクが高い人がアクセスしないのか?リスクを軽減させないのか?質的な問題もあるのか?

 福島県や山形県で自殺幇助をする事件が相次いだ。2017年10月に神奈川県座間市で起きた男女9人殺害事件以降、SNSでの相談事業が増えている。しかし、それは自殺リスクが高い人たちが利用しないのか?それともリスクを軽減させないのか?あるいは、質的な問題なのか?いずれにせよ、SNS相談が、若年層の自殺者数を減少させない結果になっている。
渋井哲也 2025.05.26
サポートメンバー限定

 SNSでつながった10代から20代の若者と接点を持ち、自殺をするのを手伝った事件が起きた。これ自体は、1990年代後半から時折起きている。

オンラインで知り合った相手の、連続自殺幇助事件

  今回、また福島県や山形県などで起きた。亡くなったのはわかっているだけで4人。自殺願望の書き込みをしていた。この事件でテレビや新聞が大きく扱った。逮捕された男は、福島市永井川の無職、岸波弘樹容疑者(36)。2025年1月31日に福島県警に逮捕された。その際の容疑は、同9日に同県田村市内の林道に止めた軽乗用車内で、同県いわき市の20代女性が自殺するのを手助けしたとの疑いだった。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3326文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
電動キックボードを悪用した連続不同意わいせつ事件―語られた動機「抱えて...
サポートメンバー限定
子どもの頃の性的虐待をめぐる訴訟。実父は全面否認。社会的評価を低下させ...
サポートメンバー限定
警察がトクリュウとしてマークするナチュラル 性風俗店に女性を紹介したと...
サポートメンバー限定
「選挙運動は表現の自由の一つ」未成年者の禁止規定は憲法違反。国賠請求は...
読者限定
誰もが尊重されるスポーツ環境とは何か:データと当事者の声から見つめ直す...
サポートメンバー限定
8月の女子高生の自殺者数に変化?コロナ禍の20年よりも多い!いったい、...
サポートメンバー限定
グルーミングによって10歳の少女にわいせつな言動を送り、児童ポルノ画像...
サポートメンバー限定
世界自殺予防デー 増加する日本の子どもの自殺者数 現在の対策はニーズに...