押し入れに入れたり、バンダナで目隠しをしたり…複数の園児に対する不同意性交をしていた元保育士。「幼い女の子も性の対象でした」
父親が経営する保育園に勤務していた元保育士が複数の園児にわいせつ行為をしていた。その事件の公判が東京地裁で続いている。被告人の口からはまだ具体的な証言はないが、起訴内容は認めている。次回は被告人質問がある予定になっている。何が語られるのか。その前に起訴内容などを整理しておく。
渋井哲也
2024.07.27
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勤務先の認可保育園で複数の女児にわいせつな行為をし、その様子を撮影などしたとして、元保育士の長田凪巧(おさだ・なぐみ)被告の裁判が東京地裁(室橋秀紀裁判長)で始まっている。これまでの報道によると、複数の女児が被害にあい、被告のスマホやパソコンから、女児に関するわいせつな動画や静止画が500点以上、見つかっている、という。多くの人が関心を寄せ、連日、多くの傍聴人が並んでいる。筆者が傍聴できたのは第2回(7月2日)と第3回(7月26日)の公判だ。
押し入れに入れ、バンダナで目隠しをして
第2回公判では4月26日付けで追起訴された分の起訴状や冒頭陳述を検察官が読み上げた。