客待ち女性たちが売春防止法違反で逮捕後、新宿・歌舞伎町の大久保公園付近はどう変化したのか。民間支援団体に聞く。「パトロールが増えました」

 新宿・歌舞伎町の大久保公園付近で、売春の客待ちをしている女性4人が逮捕されたのは7月。8月29日には女性1人が略式起訴された。すでに2人は罰金の略式命令を受けている。そして1人は不起訴となった。今、同公園付近はどうなっているのか。若年女性支援をしている民間団体に話を聞いた。
渋井哲也 2025.08.29
サポートメンバー限定

 7月、東京・新宿区歌舞伎町の大久保公園付近で売春を目的とする客待ちをしたとして20代の女性4人が逮捕された事件があった。東京区検は8月28日、女性1人を売春防止法違反の罪で略式起訴した。この事件では2人がすでに同じ罪で略式起訴され、東京簡裁裁判所から罰金2万円の略式命令を受けた。また1人は不起訴処分となっていた。

 一時期は、歌舞伎町内の大久保公園付近には客待ちと思われる女性が鈴なりだった。昼も夜もスマートフォンの画面を見ながら、立っている女性たちが多かった。その女性を目当てに、男性が集まってきていた。その光景が話題となり、見るだけの“観光客”や“冷やかし”も多く現れた。そうした人が群がる光景を動画や写真に撮り、SNSや動画サイトに載せるのも珍しくなかった。筆者の確認したところ、もっとも若年だったのは女子小学生の客待ちだった。

警視庁が、客待ち行為を犯罪です」「買春をする行為も犯罪です」と示した案内もしている。

警視庁が、客待ち行為を犯罪です」「買春をする行為も犯罪です」と示した案内もしている。

 しかし、最近では客待ちの女性も多く見かけることはない。ただ、座ってスマホを見ている女性がいたりすることがある。また、場所を変えて、ラブホテル前で客待ちしている光景もある。群がる男性たちも少なくなった。

 歌舞伎町で若年女性支援をしているNPO法人「レスキュー・ハブ」の坂本新・理事長に話を聞いた。

―― 客待ち女性4人が逮捕された事件で、歌舞伎町、特に大久保公園付近で売春の客待ちをしている女性たちに変化はありましたか?

 以前と比べると、客待ちをしている子たちは若干減っています。やはり警察の動きが一番の鍵になっています。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、2285文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
8月の女子高生の自殺者数に変化?コロナ禍の20年よりも多い!いったい、...
サポートメンバー限定
グルーミングによって10歳の少女にわいせつな言動を送り、児童ポルノ画像...
サポートメンバー限定
世界自殺予防デー 増加する日本の子どもの自殺者数 現在の対策はニーズに...
サポートメンバー限定
指導死裁判で「予見可能性」のハードルを超えられるか 鹿児島市訴訟 指導...
誰でも
鹿児島市男子中学生の指導死裁判の判決は8月26日 亡くなる直前の、担任...
読者限定
校外活動に関する危機管理体制がなかった同志社国際高校 文科省は「学校事...
サポートメンバー限定
沖縄研修旅行当日もあった不安要素。引率教員はボートに乗らず、学校安全が...
サポートメンバー限定
報告書で分かった同志社国際高の危機管理体制の杜撰さ 事故のずっと以前か...