客待ち女性たちが売春防止法違反で逮捕後、新宿・歌舞伎町の大久保公園付近はどう変化したのか。民間支援団体に聞く。「パトロールが増えました」
7月、東京・新宿区歌舞伎町の大久保公園付近で売春を目的とする客待ちをしたとして20代の女性4人が逮捕された事件があった。東京区検は8月28日、女性1人を売春防止法違反の罪で略式起訴した。この事件では2人がすでに同じ罪で略式起訴され、東京簡裁裁判所から罰金2万円の略式命令を受けた。また1人は不起訴処分となっていた。
一時期は、歌舞伎町内の大久保公園付近には客待ちと思われる女性が鈴なりだった。昼も夜もスマートフォンの画面を見ながら、立っている女性たちが多かった。その女性を目当てに、男性が集まってきていた。その光景が話題となり、見るだけの“観光客”や“冷やかし”も多く現れた。そうした人が群がる光景を動画や写真に撮り、SNSや動画サイトに載せるのも珍しくなかった。筆者の確認したところ、もっとも若年だったのは女子小学生の客待ちだった。

警視庁が、客待ち行為を犯罪です」「買春をする行為も犯罪です」と示した案内もしている。
しかし、最近では客待ちの女性も多く見かけることはない。ただ、座ってスマホを見ている女性がいたりすることがある。また、場所を変えて、ラブホテル前で客待ちしている光景もある。群がる男性たちも少なくなった。
歌舞伎町で若年女性支援をしているNPO法人「レスキュー・ハブ」の坂本新・理事長に話を聞いた。
―― 客待ち女性4人が逮捕された事件で、歌舞伎町、特に大久保公園付近で売春の客待ちをしている女性たちに変化はありましたか?
以前と比べると、客待ちをしている子たちは若干減っています。やはり警察の動きが一番の鍵になっています。