「生徒の証言は、警察の捜査段階で誘導されたもの」元教諭は無罪を主張! 特別支援学校の元教諭が生徒と性的関係 東京地裁
都立特別支援学校の元教諭の女が、立場を利用して、生徒と性的関係を結んだとして、児童福祉法違反に問われている裁判。基本的な事実関係に争いはない。最大の争点は、生徒の証言の信用性だ。生徒は「先生が主導した」とするが、女は「同意がない」と主張した。そのため、弁護側は無罪を主張している。
渋井哲也
2024.09.07
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2020年12月20日と30日に都立特別支援学校の元教諭の女(当時30歳)が、同校に通う男子生徒Aさん(当時1年生)と、商業施設に駐車場に停めたレンタカーの車内で性行為をした、として、児童福祉法違反に問われている。東京地裁(香川徹也裁判長)で9月8日、検察側は、Aさんの性的行動に元教諭の言動が影響を与えたとして、懲役3年6月を求刑した。一方、弁護側は、Aさんとの性交や性交類似行為は同意ではないとあらためて起訴内容の一部を否認。加えて、Aさんの証言は、捜査段階で誘導された可能性を指摘し、無罪を主張した。
事件内容は、文春オンラインで執筆したので、ご覧ください。